2018.09.30
企業法関連
正社員と契約社員との労働条件の相違に関し、労働契約法20条を適用し、その不合理性を判断した事例について
第1 事案の概要 被告Y社との間で期間の定めのある労働契約を締結した原告X1~X3が、期間の定めのない労働契約を締結しているY社の正社員と同一内容の業務に従事していながら、手当等の労働条件について正社員と差異があることが労契法20条に違反するとして、Y社社員給与規程およびY社社員就業規則の各規定がXらにも適用される労働契約上の地位にあることの確認を求めるとともに、労契法20条施行前において...